マイクロソフト「IE」の脆弱性に注意!
様々なところで話題になっていますが、マイクロソフト社が提供するウェブブラウザInternet Explorer(IE)に脆弱性があることが判明しました。
世界中でその危険性について触れられていますが、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)でも注意を呼び掛けており、全省庁に対しIE以外を使用するように対応を呼びかけました。
これを受けて財務省や経済産業省、文部科学省などは、職員に対し、IEを利用停止するよう指示を出し、総務省は各都道府県と市町村に対し、情報提供をした上で注意を促すという事態に発展しました。
そもそも今回の脆弱性は、悪意のあるコンテンツを含むページをIEで閲覧すると、悪意のあるコードが実行され、IEの異常終了や、ウイルス等に感染するなどの危険があります。
特に注意しなければならないのは、最新版にも同じ脆弱性があるということです。
IEはWindowsパソコンに標準搭載され、特に企業や機関での使用率、あまりパソコンが得意でない人の使用率が高いという特徴があります。
簡単な対応策も既にありますので、是非下のリンク先を参考にしてください。
Internet Explorer の脆弱性対策について(独立行政法人 情報処理推進機構)
マイクロソフト「IE」の脆弱性に世界震撼(東洋経済オンライン)
大事なことですが、ほとんどすべてのソフトには多かれ少なかれ脆弱性があります。
最新の情報をしっかりと入手する、できる限り予防するといった基本的なところを怠らないようにしましょう。
※近く、マイクロソフトは修正パッチの提供を行うだろうが、Windows XPはすでにサポートを終了しており、今回の対策も行われない可能性が高い。通常の場合はOSの更新などを強くお勧めする。