携帯電話・PHS事業者6社、いよいよ絵文字共通化へ
株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社、イー・アクセス株式会社、株式会社ウィルコムの携帯電話・PHS事業者6社は、2014年5月以降順次、事業者間のキャリアメール、SMSでやり取りされる絵文字の数と種類を共通化する。
これまで、他社携帯電話宛に絵文字入りのキャリアメール、SMSを送信した場合、受信側の携帯電話では異なる絵文字や、文字、「〓」表示に置き換わり、送信者が意図しない絵文字が表示されることがあり、これを改善してほしいとのご要望が多かった。
各社のキャリアメール、SMSサービスの文字コードをUnicodeに対応し、絵文字の数と種類を共通化することにより、送信者が意図しない表示に置き換わることなく、メッセージを送受信することができるようになる。
Unicodeとは、世界で使われる全ての文字を共通の文字集合にて利用できるように、符号化文字集合や文字符号化方式などを定めた文字コードの規格。日本の携帯電話で使用されている絵文字も文字の一つとしてUnicodeに採用されている。
なお、対応端末等は、各社が順次個別に発表する。